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PhotoRecで大切な写真が復活したお話

昨日、友人の結婚パーティーにいって相変わらずD5000でばしばしと撮影して帰ってきたところ、ある特定ファイル以降の写真が全然アップロードされないので、再生してみるとあるファイル以降の写真が全部消えていました。

がーん。。。原因は分かりませんが、いろいろと子供がカメラをいじっていたこともあり、やっちまった感でいっぱいに。

ただ、撮った直後にプレビューしたりしていたので、カードそのものにはいったんは画像が記録されていたことは間違いない、ということでファイル復元ソフトをネットで調べることに。

以前はWindows環境で有償ソフトを使ってましたが、Macでないかな〜と探していたら、「PhotoRec」という寄付アプリが見つかりました。

では、手順。

Safari

まず、PhotoRecのホームページに行ってソフトをダウンロードします。

Safari

Mac版だけではなく、Windows版、Linux版もあります。私が使ったのはMac OS X Intel版とWindows版。マシンの性能もありますが、Winの方が動作が速かったような気がします。

Finder

Mac版をダウンロードして解凍するとターミナルアイコンのアプリが見えるので、ダブルクリック。この前に、復旧したいSDカードを挿入しておくことをお忘れなく。

photorec1

すると警告後ターミナルが立ち上がり、どのドライブを復旧するかをカーソルで選択してEnterキー。

ターミナルはちょっと抵抗あるかもしれませんが、なにか間違ったなと思ったら「Q」で戻れます。

photorec2

そうすると、パーティションを選んでね、って聞かれるので選択。

写真の入ったSDカードの場合、基本的には[None]でいいかと思います。

photorec3

で、Enterキーをおすと今度はどのファイルシステムを復旧するか聞いてきます。

photorec4

普通のカメラであればFATのはずなので、[Other]を選択。

photorec4

で、復旧した画像をどこに保存するかというのを聞いてくるので、予め作って置いたフォルダを指定して「C」キーを押すと復旧が始まります。

しばらくすると・・・

photorec5

キター!!途中経過でどれだけファイルが復旧されたかが見えるのはとてもいいですね。

復旧した写真が見れたときは、ちょっと泣きそうになりました。

iPhoto

これで友人にも詫びずにすみました。

ということで、アプリの作者に25ユーロ(約3,000円)寄付。
どこの誰かは存じ上げませんが、こんなソフト作ってくれてありがとうございます。

いざというときに、お試しあれ。

4件のコメント

  • Coldsleeper

    間違って大事な写真を消してしまって困っていたところ、こちらで紹介されている手順で無事に復旧できました。ありがとうございました。

  • GSK

    Windows側のトラブルで移し忘れた分の中から数日分のデータ(でもPhotoRecにかけたらその分がかなりあった)がすっ飛びましたが、やってしまったのがクイックフォーマットまでだったのも助かって空白の数日分が発掘されてきています。
    「え!?こんなもん撮っていたん!?」というものまで出てきて思い出がよみがえってきています・・・・
    オモシロイのがサムネイル用も出るんですね(笑)

    寄付が容易に出来る状況だったら万単位ぐらいでも送りたいです・・・

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