TED : 16才の少女が訴える、温暖化に対して「行動を起こすこと」の大切さ
仕事柄、地球温暖化や気候変動に関するスピーチを見ることが多いのですが、このTED Talkは心に響きました。
グレタ・サンバーグさんは8歳の時に「なぜ地球温暖化がこれほど深刻な問題のに、世の中の人は全く関心がないんだろう」と悩み始め11歳の時にうつ病になりアスペルガー症候群と診断されました。
白黒がはっきりしていない事が耐えられない彼女は、人々が気候変動を知りながらもそのことに無関心である事が理解できませんでした。
彼女は今16歳。将来自分が自分の子供や孫に「なぜあの時、まだ行動ができる間に行動していなかったの?」と問われる姿を想像しています。
彼女の言葉は、気候変動問題を知りながら、行動どころかその話すらしない大人の心に突き刺さります。
「大抵の人は未来というと2050年のことを考えます。その先のことは考えません。」これは私のような大人への痛烈な批判でした。
自分が今何ができるか。大きなことでなくてもいいから、毎日、気候変動対策について考え、語り、できることから行動を起こしていく。そういう勇気を持ってくださいという彼女からのメッセージです。
10分程度で日本語の字幕もついていますので、ぜひみんなに観てもらいたいです。